トマト銀行で資産運用

中国地方のトマト銀行

トマト銀行は岡山県に本店のある第二地方銀行です。もともとは三洋相互銀行という無尽銀行でしたが、1989年に現在の商号であるトマト銀行に変更し、そのユニークなネーミングセンスで一躍全国に名前を知られるようになりました。トマトの名前の由来は「世界で愛される庶民的かつ知名度の高い存在」にあやかったからだそうです。


岡山県内の銀行は地方銀行である中国銀行がもっとも知名度と利用が多い状態にあります。トマト銀行は次点に位置し、さらに2002年に県内の信用組合を吸収合併したことで店舗の数と規模を増やしました。バブル崩壊直後は不良債権の後処理に追われ、一時的な経営難に陥りましたが、現在は立て直しに成功し安定した経営を行っています。


中国地方は人口が少ない水準にあるため、関東などに比べると金融機関の数も規模もそんなに大きくはありません。しかし20代30代の若い層が少ない反面高齢者は多いので、中高年向けのローンや保険、高齢者向けの年金関連サービスでは大きな需要があります。トマト銀行も中国地方のほかの第二地方銀行や地方銀行と提携することによってサービスの幅を広め、顧客獲得の地盤を広げています。


中国地方を構成する県は鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県ですが、これらの県のなかでは広島県が最も人口が多いです(リンク:公益社団法人中国地方総合研究センター http://www.crrc.or.jp/)。その影響もあって、広島市に本店を置く地方銀行の広島銀行が中国地方ではシェアトップです。次点でトマト銀行と同じく岡山県内に本店を置く中国銀行が続き、トマト銀行はシェアを伸ばすには不利な環境ですが、シェアランキングでは7位と健闘しています。5位までは地方銀行が独占しているので、第二地方銀行としてはあ2位という好調ぶりです。